正直ガンダムに無双ってどうなのさ。
今晩は、睦月です。
ターンAとGにだけ興味がある俺マジ平成ガンダム好き。
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――――ミサ・ソレムニス。
トップ絵の線画で更新を誤魔化せばいいってばっちゃが言ってた。
■何も考えていない30分くらいの適当SS
「――――正直さ、その服何さ」
俺はリリィを見ながら、そう言った。
「何って、ブルマよブルマ。日本が誇る〝はいてく〟な服」
と、横で凛が口を出してくる。
……どうでもいいけど、何で平仮名よ。
どこぞの禁書目録でもあるまいし。
「リン……コレ恥ずかしいんだけど……」
もじもじと恥ずかしがるリリィ。
その仕草は間違いなく、全国の大きいお兄ちゃんをハートブレイクキャノンだろう。むしろお兄ちゃんでなくてもヒートエンド。爆発四散した俺がいうんだから間違いない。
うむ。公式では、こうはいかない。
――公式って何さ。
「大体それって、どっから持ってきたんだよ。自分が履いても似合わなぃがふっ!」
どこぞの喧嘩野郎並の拳が右頬にクリティカル。
その威力たるや二重とか三重とか極めていること山の如し。
ぶっちゃっけ、ニヤリなんて笑えませんよ。シ○オさん。
「うるさいわねー。あんまりぐだぐだ言うと殴るわよ。……これはね、綺礼が贈ってきたヤツ。私のじゃないわ」
「リン、リン。もう殴ってるわ。それに綺礼って誰のこと?」
――――マジか。あのファッキン神父何考えてやがる。
ああ待て、だが気持ちは分かる。分かるぞ言峰。
幼い凛にブルマは、さぞ似合ったであろう。それはもう人間国宝並に。イメージするだけで、その破壊力は最早核などで説明付かん。ラムダとかレムリアだとかセカンドとか、その辺の謎なシステムの理不尽な破壊力に近い。
想像するのは、いつも最強の自分。
今のイメージでオレマジサイキョウ。
体は剣で出来ているし。
「ただのロリコンよ」
ひでー。
にしても幼女にブルマ履かせるお前が言うか。いや、贈りつけた糞神父も間違いなく有罪判決なのだが。
こんなところで兄弟子との共通点が見つかるのはどうかと思うぞ、凛。
「んーやっぱり良いわね。うんうん、タイガー道場に居ても何の問題も無いくらい似合っているわ。ちょっと攻めが足りないけどね。さ、次はメイド服よメイド服」
「ちょ……リン! 私の服を見繕ってくれてるんじゃないの?」
「大丈夫大丈夫、まだまだ見たい服は一杯あるから~♪」
全然大丈夫じゃないし、会話が噛みあっていないし。
すたこら、と歩いていく凛と、何だかぶつぶつ言いながらもついて行くリリィ。
――――遊ばれているぞ、我が妹よ。
そんなことを思いながらも、何だかんだで次のコスチュームお披露目を楽しみにして、緑茶を啜る俺。
……メイド服ってスタンダードと割烹着、どっちなんだろうなー。
今日も今日とて衛宮亭は、実に平和であった まる。
超短編『ぱんどらのうた!?』
――<了>
後書き)勢いに任せて書いたらこんなことに。ほのぼのにしようと思ったら出来上がったものはカオス。うーん。ま、何だ。ノリで書いたものなんで大目に見てやってください。 ……にしても、これ書くのすんごい楽だった。
◇今日のBGM◇
"ダイヤモンド・ヴァージン" from janne darc 「SINGLES2」 PR