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の異常な面白さに気付かなかった俺がアホやった……
最初の三回見た時は「何か地味というか迫力に欠けるなぁ」とか思って積んでたら、それどころじゃなかったよ!
5話くらいから物語が加速しだして12,13話でボロ泣きした。これは所謂「最初の数回を超えれば超面白いよ」なゼーガペインタイプのアニメだったんだな……(他例:ファフナー、ファンタジックチルドレン
何この異常な虚淵節。やっぱりアイツは只者じゃないぜ……
XAT隊員の生き様に泣いた。熱い漢共を描かせたら虚淵はやはり一品ですね!
そりゃあ奈須きのこも神回って言うわ……
というかね、いちいち展開が俺のツボを突いてきて困る。
移民に対する異常な差別。その中で人間の綺麗さを教える神父様。それを体現するジョセフ。
特にこの辺。あの神父の台詞はど真ん中ストライク。ボロ泣きしました。
悪意の中の善意は、生死ギリギリの戦場によってしか描くことは出来ないということを虚淵の旦那はよく理解していらっしゃる!
俺もこんなどうしようもない絶望を描いてみたいぜ。マレク周りの展開と設定は本当すごい。よくあるっちゃよくある話だけど、丁寧に絶望を積み上げていたなぁ。
でもいきなり後半、ゾイド出てきて炒飯吹いた。
アマンダも言ってたけど、オーバーテクノロジー過ぎるだろう……。何つーかバイオハザード見てたら、いつの間にかZOIDを見ていたというマジック。思わずポルナレフになってしまったぜ。
他にも何か色々不満点はあるんですが(後半になって妙に失速した感、サーシャが何の前触れもなく生きていたこと、アルがあっさりと自我を取り戻す、唐突に出てきたスノウなどなど)、今のところぶっちぎりで面白いのでOK。面白い、というか完全に俺のツボなのでOK。
最初、虚淵版バイオハザードかと思っていましたが、どうやらこれは虚淵版仮面ライダー(平成)みたいですね。
そうかそうか、道理で公式HPが変身を強調していたわけだ……
今期はマクロスFなんかも結構面白いけど、ブラスレイターがここに来てトップにのし上がりました。
マクロスFは歌とシンクロする演出が良いですよね。某ミシェルさんのダイヤモンドクレバス、あれだけでご飯三杯はいける。どうひっくり返すのかが楽しみ。
……ギアス? あれはもう何ていうかその……ごめんなさいというか……
いやね? ぶつ切り単品シーンなら面白いんですよ? 今回のナナリーの「貴方達の敵です」なんかは谷口監督らしい言い回しだし、アルビオンの登場シーン「だけ」見れば、それなりに格好良いし……
何かこう、全体的にインパクト重視になった結果、あらすじだけを延々と見せられている感じがどうにも……。
というか監督! 作劇の基本無視しまくりですよ! 超展開は今まで丁寧に積み上げた展開があるからこそ生きるんですよ! 乱発してはただの訳分からないカオスアニメですよ! というか雑誌で言ってたタブーってこのことだったんすか!?
起承転結を起→結に縮めているから、途中の展開がすごく強引になってる。んで、キャラの心情が訳分からなくなってるのがなぁ。特にスザクとか、ただでさえ扱いにくいキャラなのに、超展開連発するもんだからカオスの権化みたいなキャラになってる……
と、そんなこと思ってると
ワダツミさんのところに
倉田「百万人って数字舐めてるだろ!」
谷口「自分もコンテ切った時、無理があるよなぁって感じはしてた!!」
(9/9付けの日記より)
いやいやいやいや、コンテ切る前に気付いて下さい監督(全国一千万の放蕩オペラハウスファンなギアスファンが誰もが思う突っ込み)
というか止める人は誰もいなかったのか。もしくは
「百万人……いっちゃいますか」
「本当に? 百万人いっちゃうよ? いっちゃうよ?」
「――いきましょう」
「「「うっひょおおおおお、テンション上がってきたZEEEEEEEEE!!」」」
みたいなファンキーかつフランキーな凄いハイテンション職場なのか!?
あと三回でどんな展開が待っているのか……今から全裸で待機しとかないとな!
その上で考えている三倍は斜め上をいくのがギアスクォリティ! 最近逆にどう斜め上をいかれるかが楽しみになってきた、そんな俺(えー
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